ブログパーツ ばるさん 老僧兵が見た最後の夢。信on小説。






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老僧兵が見た最後の夢。信on小説。

俺の名は僧兵。上覧武術大会で敗れ、薙刀を置き、生産僧となった。
豪華な駕籠の販売は売り上げもよく、好評だった。
いつしか、狩場の情報よりも、上級燃料や霊水の相場変動に関心を持つようになった。
そんな俺も老いた。

老いて眠りが浅くなったのか、夢をよく見るようになった。

若い頃、俺は狩りで僧兵連撃でNPCの生命をギリギリで残すところから、
寸止め僧兵と呼ばれていた。
スパロボで生まれていれば優秀な削り役として重宝されたかもしれない。
その頃の夢だ。

僧兵連撃の威力覚醒も20にした。
譲り受ける形だが業物の薙刀も手に入れた。
それでも、自分よりもレベルの低い暗芸はあっさりと倒せるNPCも、
自分ではギリギリ残る。
そのことに荒れていた。
瓦の通常依頼のザコNPCをワンキルしては憂さを晴らしていた。

通常依頼だとNPCを叩いて救援を出すというローカルルールがあった。
ソロPCでも参加しやすく、戦闘参加人数が多いほど、得られる評礼も多いからだ。
そこでたまたま救援に入ってきたPCが、かつての俺の師匠だった。

泣き草で知り合ったベテランプレイヤーで、いろいろなことを学んだ。
財テクのための外貨運用や、野球でデットボールに当たったフリをする技術を学んだ。
しかし、所属国も違うこともあり、俺が合戦にのめりこむ事になると疎遠となった。


偶然とはいえ久々の再会に、会話が弾んだ。
主に俺の愚痴だったが、師匠はいやな顔をせず聞いてくれた。
今思うと寝ていただけかもしれない。飲んでいたと言ったが・・、まさかな。
自分の想いを一通り語ると、師匠は少し間を置いて語りだした。

「そりゃあ、物理ダメなら芸のが上だろう攻撃特化だ。
回復なら薬師や仏門のがいいだろう回復量が違う」


なら、僧兵は?

「なんでもできる反面、なにもかも中途半端なのが僧兵だ」
だがな。
師匠は続ける。
「僧兵は勇気がある。これは他の職にはないものだ」
ダイの大冒険で見たような光景だ。
どういう理由だと聞いても、ただ笑うだけの師匠。
そこで夢は覚めた。

勇気ってなんだよ・・・。EEジャンプの銅線盗んだ奴か。おっとと夏だぜ。

物置を掃除していると、かつて愛用した薙刀が出てきた。
まったく手入れをしていなかったので、錆び付いている。

手に取ると、太くて重い
すごく・・・大きいです。
よくもまぁこんな物を振り回せていたものだ。
よく見ると柄の部分に何か書かれている
埃を拭いてみると、なんとか読むことができた。

不遇特化でも戦い続ける勇気。

これは師匠から譲られた薙刀だった。
振り回していた頃は敵を倒すことに夢中で、気がつかなかった。
この文字は師匠の書いたものだったのか。
そういうことだったのか・・・。上覧で負けたくらいで諦めた自分を恥じた。
まだ最後の夢を見るには早すぎるか。俺が本当に見たい最後の夢は・・・・。


しばらくして、僧兵の帽子/袋店には、
当分の間休業しますと書かれた張り紙がされていた。

そこからすこし離れた茶店では、
馬代に話しかけている一人のが居る。

その男とは錆び付いた薙刀を右手に、
上覧の団体用登録札を左手にした、
かつての仲間に会いに行く老いた僧兵その人であった。


こんどこそ完(続きません)

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あとがき

好評だったので続編作ってみました。
前作が救いようがなかったので、それを救済するのをメインテーマでつくりました。
コレを読んで上覧に出ようと思った僧兵の方々、やめましょう。
全力で止めます。

※この物語ははフィクションであり、
実在する僧兵、人物、団体、事件、その他固有名詞や現象などとは
何の関係もありません。嘘っぱちです。
どっか似てたとしてもそれは他僧兵の空似です。

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